事前の準備
・あべっちはNA6CEを所有している。でもなぜかNA8(にも)搭載可能な新品LSDを所有している。
でも組み立て直さなくてはならない。
○○○用純正LSDを組み立て直すとあら不思議。松田速度製NA8用LSDに大変身してしまうのだ。
と言う事で必要なのは
今更だけども、○○○様を頼んで置けばよかった(泣)。そうすりゃ同じ物が格安で入ったのに。
*クラッチプレートのリペアキット(皿バネも入っている)
*LSD用純正オイル
*ショックドライバー
*プレス機
ちなみに作業中の画像であるが、デジカメ不調により殆ど取れてなかった(怒)!
SDカードの相性が悪いらしい・・・・
部品類確認
・こんな感じにLSDとリペアキットを用意。それだけ(笑)
・で、リペアキットを開封
アウタープレート × 4枚、インナープレート × 4枚、皿バネ × 2枚
俺も空けてから気付いたんだけど、これって作動面数が3面。後アウタープレートを一枚増やせば
作動面数も有効利用できるのに・・・・でもきっと計算上不必要なぐらいのLSDトルクを発生する為に
この様な設計になっていると思われる。
某社のLSDと比較してみるとその違いは歴然。
松田速度はトルクを稼ぐ為に直径を大きく取っている。片やク○コは径は小さいが作動面数を稼ぐことで
作動トルクを稼ぐ設計となっている。
但し、ク○コ製は某社での計算結果及び実機での検証結果デフロック。つまり直結となっている。
あんまり詳細を書いてしまうと不味いのでココまで。
LSDにどう言った性能を求めるか?にも寄るが、メーカー系とアフターマーケット系で客先からの
求められる要求仕様が違うことが容易に想像できる。
だからアフターはレスポンスを少しでも良くする為にデフロック状態にしているんだろうなぁ。
これじゃ走りづらいと思うけど(除くプロドライバー)
個人的には見慣れた表面処理手法・方法であったり、形状、製造方法であったりするのでメーカー系
の作りを見るとホッとする。ぶっちゃけごっつい(笑)。
まぁこれはどうでも良いことではあるが、油穴の開け方なんかはメーカー系の開け方そっくり。どっち
が先かはよく判りませんが。。。。
さらに別の某有名アフターマーケット社はまるっきり当社の某製品のコピーであるし、性能も悪い!でも
すごい有名だから・・・はやっぱり危険である。
某社の製品類は油穴あけ方とっても、今は随分改善されて居まっせ!>また真似される?
但し、ロドスタ用は旧態依然の設計。。。。古いからしょうがないか。
バラス
・取り急ぎショックドライバーを使って皿ビスを回す。
できれば万力でケースA・Bを固定して皿ビスをまわした方がBetter・仕様によっては皿バネ荷重でケースから
臓物類が飛び出してくるかもしれないからね。
で、こんな感じに臓物類が出てくる。
【注意点】
・念の為、中身が入っていた様にそのまま出そう。あとで組み立て方が判らなくなると面倒なので。
特に皿バネの向き、プレートの組み付け順等。
ちょいと考える。
・実物を見て、その時は余り気付かなかったが今になってみて思うことがある。
左右輪の荷重変動をピニオンシャフトを介してプレッシャーリングでプレートを押すのであるが、その
押す為に摺動する部分である”プレッシャープレート外形センタリング部”と”ラグ穴部”に秘策を
施せばレスポンスが良くなるのでは?と思った。
次回誰かのを組み立てる場合には是非とも実践してみたい。
組み立てる
・いよいよ組み立て開始だ!
でも画像は無い(笑)。
まぁ順番通りに組み立てればよいのだけれども、少しでも初期なじみやカジリをなくしたいが為に
摺動する部分にはLSDオイルを塗布しながら組み立てた。
で、最後に皿バネ+ケース(蓋側)を組み付けて、軽く皿ビス2本で組み立てて、その後慎重に
油圧プレスでケース間の芯を出しながら(ボス部が勘合します)組み立てる。
で最後は皿ビスで締め付ける。皿ビスは何も塗らなくてもそのまま組んじゃってOK。
だってリングギヤでそこの部分覆われてしまいますからぁ〜。
【重要!!!】
ケース間には合いマークがあるので必ずそこは合わせて下さい。理由は○○○してあるからです。
ちなみにク○コは無い。
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